大型二輪⑦(第二段階)

第二段階のスタートは、同じく大型教習の40代くらいの男性と二人でした。
この時間は、回避などなどいろいろ体験です。


まず急制動エリアで回避です。


信号機が設置してあり、赤信号がついたのと逆に進路を変更する、ということをやりました。
普通二輪の時にも同じ教習はありましたが、その時は教官の旗の色で左右が変わったことを思い出しました。
だいぶ、私のほうが反応が遅かった気がしたのですが、教官は「お二人とも同じくらいのところで反応しましたね」とのコメントでした。
視認してから判断し、実際行動に移せるのに誰でも約1秒かかる、とのことでした。時速40キロで走っているとすると、この間に11メートルくらい進んでしまうそうです。
要は、それくらい余裕をもって停止なり回避行動がとれるように車間距離などしっかりとっておきましょう、ということでした


次は教官を先頭に編隊を組むようにして、教官と一定の距離を保ちつつ外周を回る、教官に合わせてスピードを一定のままカーブを曲がり、その感覚を体感する、リーンアウト、リーンウィズで右左折してみるなど順番にやっていきます。


最後に、CB400に乗り換えて、バイクの大きさによる操作性の違いを体験する、ということをやりました。


久しぶりのCB400です。


タンクに太ももが触れる感じがだいぶ違って、「あれこんなだったっけ?」と違和感を覚えました。
大型よりは少しアクセルを意識して入れないといけない感じはありましたが、S字クランクなど、あの頃はあんなに苦労したのにあっさり通過でした。


ところが、8の字エリアで停車し、降車してスタンドをかけるタイミングでまた転倒させてしまったのです。
さて引き起こし、この時は教官が助けてくれたので、結局本当の違いはよくわからなかったのですが、やはり「重い」と感じました。
小さいけど、みっちりしてて取り扱いづらい感じです。


教官に「引き起こしの時は、こちら(CB400)のほうが重いですよね?」と同意を求めてみると「いえ、そんなことないですよ!大型のほうが絶対重いです。」
「でも体感としてはこちらのほうが重いんですが(しつこい)」
「いやそれはないです!」と完全に否定されてしまいました。


たぶん、慣れている人たち(教官)からしてみたら、どちらの引き起こしも簡単すぎて両者の違いなんかもはや分からないのかもしれません。