大型二輪⑧(第二段階)
翌日、第二段階二時間目です。
やはり良い天気で、穏やかな日和でした。
この時間はコースを2周した後は、苦手分野の練習でよいといわれましたが、ほかの教習生も同じことを言われていたらしく、後半はスラローム、一本橋エリアが大混雑です。
私は、何とかスラロームのタイムを安定させたくて繰り返しチャレンジしました。
ここまで来て今更ですが、ニーグリップが苦手です。
教官からも「足を開いてバランスをとる癖があるから気を付けるように」とずっと注意を受けています。
スラロームでは、ニーグリップとステップ操作でバイクの切り返しをするように言われましたが、ニーグリップしていないとステップ操作もできません。
また、アクセルを細かく開ける操作も苦手で、ふかしすぎて出口方向にすっ飛んでしまいそうになったり、大型ならではの難しさも感じています。
まだまだ、という感じで教習終了になってしまいました。
次の休日、第二段階3時間目です。
二つあるコースをそれぞれ回りました。
教官からは「メリハリのある走行を心掛けるように」と教習はじめに言われています。
自分としては、スピードを出すこともある程度できるようになり、それなりにメリハリをつけた運転を心掛ける余裕は出てきたと思うのですが、客観的にはどう見られているのでしょう。
そして後半はスラロームと一本橋の練習です。
一本橋は、時々10秒を超すことができますが、スラロームは7秒の壁が厚く立ちはだかります。
連続の時間で大型教習唯一のシミュレーターでした。
内容は危険予測、で普通二輪でやった時とさほど違いはありません。
この自動車学校のシミュレーターのほうが若干古いようで、さらに操作がしにくく手こずりましたが、転倒や失格はないので気は楽です。
次からはまたゼッケンの色が変わります。
いよいよ最終段階に差しかかった感じで、ちょっと緊張します。
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